アルバリ かんたんレビュー

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2019年

人数:1~5人

時間:60〜90分

年齢:14歳以上





こんにちは。こんばんは。aです。

今回は「アルバリ」のかんたんレビューをお届けします!


このアルバリは同じデザイナーによる2012年に出た名作「スノードニア」のリメイク版となっています。

スノードニアがウェールズのスノードン山に線路を引いていくのに対し、アルバリではヒマラヤ山脈のインドはダージリンへ線路を引いていきます。

そう!

箱絵からは想像付くか微妙ですが、これは鉄道ゲームなのです!

と言っても線路は単線ですしチケライのような列車コマも出てきませんけどねー。


そしてダージリンと聞いて思い浮かぶのは紅茶ですよね。

そのイメージ通り、ゲーム中でも茶葉やチャイが登場します。

実際にゲーム内で建設していく線路は実在し、イギリス植民地時代に紅茶輸送のために建設された世界最古の山岳鉄道とのことです。

浪漫ですねー。

当時に想いを馳せるとジーンときますよ。

大変だったんだろうなー・・・・


さて、能書きはこの辺にしてゲームの中身を見ていきます。





セットアップ後の写真


メインボードは6つ折りの大型です。

ボード中心にあるクネクネしたやつが線路です。

何でこんなにクネクネ?

山だからですかね?





線路のスタート地点は「シリグリの街」です。

線路を建てると言っても線路の絵は最初からボードに書いてあります。

なので線路アイコンにプレイヤーのディスクを置くことで線路を建設したよ!と表します。

ここら辺はもうちょっと雰囲気出るようになんとかしてほしかったところです。





終点はもちろん「ダージリン」です。

ここまで線路がつながるとゲーム終了となります。





ゲームシステム


ゲームのメインシステムはワーカープレイスメントです。


各プレイヤーは2個のワーカーを持っています。

躍動感あふれる造形です。

メットかぶってスコップ持って土を掘っています。

ワーカーの数は基本2個だけで増えません。





この「ティーハウス」に追加のワーカーが1個控えており、資源を払ったラウンドだけ使えるというルールです。

だから1ラウンドで使えるワーカーは最大でも3個までというシブい仕様になっています。





1ラウンドの流れ


1ラウンドの流れは下記です。


①ラウンドの準備

②ワーカー配置

③アクション実行





ワーカーを配置するアクションスペースはボード上部に並んでいます。

アクションはA〜Gまでの7種類です。





プレイ人数によってアクションスペース数に調整が入ります。

これが良くできていてサシプレイでもなんら問題は起きませんでした。





アクション実行ではボードの左から順にアクションを解決していきます。

A1→A2→B1→B2、と言う順です。

同じアクションでも実行順がワーカーの場所によって違うっていうのが面白ポイントです。


なんでかと言うと、例えば資源をもらうアクション。

このキューブを取るつもりだったけど、先に他プレイヤーに全部持っていかれた!なーんてことが発生したりします。

さらにその後のアクションが資源を取ること前提だったりすると、 1ラウンド何もできずに終わるなんてことも考えられます。

恐ろしいですねー。

このヒリヒリした差し合い、大好物です!!





7種類のアクションの中身は前述の資源を取ったり

メイン目標の線路を作ったり、駅を建てたりします。

駅も線路も建てるとゲーム終了時に勝利点が入る要素です。





他のアクションでは瓦礫の除去があります。


ボード下部に茶園カードが並んでいるんですが、最初は瓦礫で埋まっちゃってます。

茶園をつかえるようにするため瓦礫を除去していくんですが、好きなところを除去できるわけではなくて除去順が決められています。





そして茶園の1スペースごとにそこの瓦礫を除去「しきった」プレイヤーが所有権を得ます。

除去順が決まっているがゆえに、瓦礫1個残りとかで手番が回ってくるとラッキー!

逆に自分が瓦礫除去するときは他プレイヤーへ有利にならないように注意!




1回のアクションで瓦礫を除去する数は全プレイヤー共通となっており、トラックで管理されています。

これが変動するので瓦礫を除去するときはトラックを要確認です。

他に線路の敷設数や茶葉の収穫数もこのトラックで管理されています。





そしてこのトラックを変動させるのが「天気」です。

2ラウンド先までの天気が予約されているので、これを見ながらアクションを組み立てていきます。

2ラウンド先は晴れだから瓦礫の除去はそこまで待つか・・・とかね。





次に重要資源である「チャイ」の存在です。

ワーカーにチャイを振る舞うことによりアクションが強化されます!

チャイはそうポンポン手に入るものでもないから、どこで使うかも考えどころです。

他プレイヤーがどこでチャイを使うかを読む必要も出てきます。





ゲーム終了条件


前述のとおり、ダージリンまで線路がつながったらゲーム終了です。

線路の数が多くないので思ったよりゲーム時間は短いです。

サシプレイで1時間くらいとちょうど良い時間です。


同デザイナーの2人用ゲーム「フットヒル」はゲームの終息性が非常に悪く、意図的に終わらせないと延々続くゲームでした。

アルバリはどうなっているか心配だったのですが、ちゃんとゲームが終わりに向かって動いてくれます。

その理由は線路を建てる動機付けがしっかりされているためと思います。

そこがフットヒルとの違いですね。





資源補充の際に発生する「イベント」もゲームを終わりに向かわせてくれます。

これもフットヒルから改善されています。





最後にアクションで獲得するカード類の紹介を。


まずは契約書です。

1回だけの特殊効果と条件付き勝利点が一緒になったカードです。

これに線路がらみが多いため、線路を建てる動機付けになっています。





次に機関車です。

これは特殊能力と勝利点が付きます。

ちょっとした資源がもらえるとか、強すぎないけど嬉しい効果がそろっています。





まとめ


やる事もそんなに多くなく、見張っている箇所も多くないのでプレイしてて疲れません。

だから注意が散漫になる事なく、ワーカープレイスメント部分の差し合いをじっくり楽しめます。


ゲーム時間的にも「え?もう終わり?あと 1ラウンドあれば仕上がったのになー」ってなるちょうど良い終息性があります。

デザイナーのゲームが長すぎないようにしようっていう意図が随所に感じられ、好感触です。


個人的には話題になってないのが不思議に思うほどの良作です。

機会があればぜひ遊んでみてください。

フットヒルにうんざりした人にもおすすめできます。





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