マルコポーロ:大いなる帰還 ルール紹介

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2019年

人数:2〜4人

時間:60〜120分

年齢:12歳以上





こんにちは。こんばんは。aです。

開封レビューから大きく時間が空いてしまいました。

最近は購入した新作が多すぎて記事が追い付いていません!

更に今度マルコポーロと同じデザイナーさんの新作テケンも出ますし・・・・

嬉しいんですけどゲームで遊ぶ時間も確保しないといけませんし忙しすぎますね。

まぁ、なんとかテケンの記事も届き次第で書いていきます!


話を戻して、今回は「マルコポーロ 大いなる帰還」のルール紹介です!





まず1つ気になることを。

箱のイラストには「Marco Polo Ⅱ」と書いてありますけど、日本語表記だと「マルコポーロ」でⅡがないんですよね。

なんでですか?

大人の事情・・・?

すごく気になります。

謎は解けませんが、ここではマルコポーロⅡと表記します。


ところで皆さん、もうプレイしましたか?

巷では高評価と噂されているとかいないとか、そんな感じらしいですね。


未プレイの方が1番気になるのはたぶん前作との違いですよね?

それをお伝えしたいんですけど、私は前作のことを細かくは知らないんですよね。

何年か前に1回だけ遊ばせてもらったことがあるんですけど、印象に残った事の断片的な記憶しかないんですよねー。

だから前作との違いを全てはお伝えできないです。

が、大きな変更点は分かるのでそこはしっかり説明していきます!


では張り切ってルール紹介を始めます!






セットアップ

2人戦用のセットアップ後です。

前作の雰囲気ありますけど、アクションスペースの位置から地形から結構変わっていますよね。


ボード上に置いてある赤と緑のダイスは人数調整用のおじゃまダイスです。

プレイ人数によっておじゃまの数が変わります。






アクション方法


マルコポーロⅡはダイスをアクションスペースへ配置してアクションする、ダイスプレイスメントです。

1人5個のダイスを受け取ります。

1ラウンドで使えるダイスは基本この5個になります。

では、ダイスを使ったアクションのやり方を紹介していきます。






このダイスアイコンの書いてあるマスがアクションスペースです。

ここにダイスを配置してアクションを行います。

アクションスペースは大きく分けて青色と茶色の2種類があります。






青色アクションスペース


青色は他プレイヤーのダイスが配置済みでもアクションできます。


ただしコストとして置く自ダイスの出目分、コインが必要です。

写真の場合、黄プレイヤーは1コインを払わなければなりません。

もちろん1番初めにダイスを配置する場合はコスト不要です。






複数ダイスを重ねて配置できますが、同じ色のダイスは1個までです。

基本、同一アクションは1人1回しか実行できません。


基本があれば例外がある・・・






黒ダイス

メインボードには全プレイヤー共通で使用できる(取り合う)黒ダイスが置いてあります。






青プレイヤーも黄プレイヤーも実行済みの青色アクションスペースであっても黒ダイスならば配置できます。

なぜなら黒ダイスは青でも黄でもないからです。






黒ダイスは見た目こそ黒ですが無色と考えてください。

同じアクションスペースへ何個でも配置することができます。

複数プレイヤーが置いても良いですし、1人のプレイヤーが複数の黒ダイスを置いても良いです。


黒ダイスは同じ青色アクションを複数回実行できるという強力アイテムです。

強力ですが1ラウンドで使える黒ダイスの数には限りがあります。

取り合い必至!






茶色アクションスペース


茶色アクションスペースはダイスを1個しか配置できません。

黒ダイスであろうと2個目の配置不可です。






複数ダイス

ダイスアイコンが複数書いてあるアクションは同数のダイスを配置する必要があります。






このように黒ダイスを混ぜるのも可です。

もちろん黒ダイスだけもOK。

複数ダイスを使うときの出目はその内の最小値が適用されます。

上の写真では1ですね。






メインアクション紹介


次に手番で実行するメインアクションを紹介していきます。


市場


市場は大きく分けて3種類のアクションがあります。

資源の胡椒、絹、金、を獲得する3ヶ所です。

違う資源が混ざることもありますが、大体そのような傾向にあります。






ゲーム中で使う資源は下記で全部です。

左からラクダ、コイン、ヒスイ、胡椒、絹、金、です。

資源の主な使い道は下記のようになっています。


旅行アクション→ラクダ、コイン、ヒスイ

依頼タイル→胡椒、絹、金、ラクダ、ヒスイ


ヒスイは前作になかった新資源です。

ヒスイそのものとして支払うこともあれば、ラクダとコインの代わりとして使うこともできます。

この代替機能があるヒスイのおかげで資源管理に融通が利くようになったと思います。






市場アクションに戻ります。


下の写真は絹のアクションスペースです。

ここでは出目が3以上という制限があります。

で、獲得する資源内容は4つの白◯から1つを選択します。

下段の2つはヒスイを支払う必要があるものの、多目に資源が獲得できます。


胡椒、金も同じ形式でアクションの都度、4択で資源をもらうことになります。






下段の資源内容はタイルになっていて、ラウンドごとに変わっていきます。

このようにメインボード外に次ラウンドのタイルが配置されており、予告されています。






都市活用アクション(フリー)


都市活用アクション(カードと呼びます)はそのままカード状のアクションスペースです。

カードは茶色アクションなのでダイス1個しか置けません。

カード(フリー)はメインボード上に常時2枚が配置されており、ラウンドごとに入れ替わります。






カード(フリー分)もメインボード外にこのように山が置いてあります。

こっちは次ラウンド分の予告無しです。


カード(フリー)のフリーという表記がある理由は誰でも使えるからです。

メインボード上の都市にもカードが配置されているのですが、そっちは条件を満たしたプレイヤーしか使えません。






皇帝の恩寵


すごく仰々しい名前ですが、ダイスを1個置いて2ラクダ4コインを獲得する「とりあえずやっとくかアクション」です。

茶色アクションなので 1マスにダイスは1個まで且つ各プレイヤー1回まで。(黒ダイスは別)


ダイスは左詰めで配置していきます。

不等号が書いてある通り、配置済みの出目以上のダイスしか配置できません。






ギルド


ここはギルドマーカーを獲得するアクションです。

ダイス2個配置で出目に応じてギルドマーカー1個と記載された数のヒスイを得ます。






配置したダイスの低い方以下のギルドマーカーが獲得できます。

4、4のダイス2個なら選び放題です!


ギルドマーカーの詳細は後述です。






依頼タイル獲得

依頼タイルを2枚までもらえるアクションです。






ただし条件があります。

依頼タイルは自分の商館が建っている都市からしかもらえません。

依頼タイルに限らず、都市の何かを得るときは自分の商館が建設済みでなければなりません。






旅行


旅行って文字にするとすごく楽しそうですが、マルコポーロⅡの旅行は苦しみに満ちています・・・

各プレイヤーはコマ1個を使って東は中国から西はトルコ、南はインドやエジプト辺りまでを旅します。


マップ上にある各都市へ到達すると自分の商館を建て、各種利益を得られるようになります。


ただし現実世界と同じで旅行には旅費がかかりまして、少ない獲得資源からそれを捻出するのがもう大変!

1歩進むだけでも必死です。

昔の人は旅をするのも命がけだったんだろうなー、というのが身にしみて分かります。

奥地へ行くほど旅費が高くなっていく、行くは地獄、戻るはもっと地獄のデスロード仕様となっております。






メインボード右上の大都(北京)から旅費に苦しむ死の旅行がスタート!






旅行のアクションスペースはこんな感じ。

青色アクションなので各プレイヤー1回ずつアクションできることになります。

3ヶ所もアクションスペースがあるし青色だしで、ゲームシステム的にも旅行アクション推しなのが分かります。

前作と大きく違っている点です。

マルコポーロⅠでは旅行のアクションスペースは1個しかありませんでしたよね?






旅行アクションを1個ずつ見ていきます。

下段(1番下)のアクションはダイス1個で移動できますが、1歩だけです。

更に2コインをコストとして支払います。






中段のアクションはダイス2個必要で移動は3歩までです。

写真のようにダイス目が3未満の場合はその数までです。






上段アクションは置いておいて、実際の移動処理がどうなるかを下段アクションの1歩移動で説明します。


「大都」からスタートして左下1歩の「京兆」へ向かいます。

アクションスペースの2コインと旅費を足して5コイン2ラクダを払い、1歩移動します。






移動を終えた都市へ商館を建てます。

1つの都市に各プレイヤー1個ずつ商館を建てられます。

初めてその都市に商館を建てた場合は商館ボーナスを受け取ります。

早取りボーナスですね。


そして「京兆」は依頼タイルが置いてある都市なので、依頼タイルを1枚もらえます。

これで移動アクションが完了です。

依頼タイルがある都市へ商館を建てたので、次回から依頼タイルアクション実行時にこの都市から獲得できるようになりました。

このように都市へ商館を建てるとその都市から恩恵を受けられるようになます。






ラウンド開始時の収入であったり






新たなアクションスペースだったりがあります。






上段アクションに戻ります。

上段は他2つと少し違っています。

ダイス3個置くだけあって他2つより強力です。

最大6歩まで移動でき、ダイスの最小値となるのは他と同じです。






では今回「大都」から3歩先の「ゼンカイ」まで移動したとしましょう。






まずは3歩分の旅費を全て支払います。

そして移動を終えたゼンカイで商館を建て、通常通りの処理をします。

収入は商館を建てた時点で1回分もらえます。






その後、移動を終えたゼンカイまでに「通過した都市」へ追加で1個の商館を建てることができます。

写真赤〇の2都市を通過したのでどちらか選択して商館を建てます。






追加で建てた商館も、当然もらえるものを通常通りもらいます。


このように上段アクションは1回で商館の2個建てができるというわけです。






あと、旅費の補足です。

ラクダ、コインの他にヒスイが必要になる道もあります。

あとはギルドマーカーですね。

水路ではギルドマーカーを持っていないと通れません。

通行手形みたいな感じですね。

消費はしないので1個持っていれば良いです。

というか、ギルドマーカー自体が同種を複数持てません。






ギルドマーカーは通行手形機能だけではなくて、アップグレードさせると収入を生み出してくれます!

コストを払うと






バシーン!とひっくり返って収入ドン!






メインアクションの紹介は以上です。






得点要素


紋章


旅行で周る各都市には紋章がついています。

写真赤◯の雲、太陽、月、です。

他にもあります。






この紋章は何かと言いますと、ゲーム終了時にセットコレクションで点数が入ります。

紋章は全部で9種類です。

そこへ更に「+1」アイコンを集めて最大13種類までカウント出来て最高43点となります。

この43点というのは全得点の約半分を占めるので、マルコポーロⅡは紋章集めの旅行アクションがメインのゲームとなっています。


ここが最小限の旅行でも勝てた前作との大きな違いですね。

前作から「旅行をするゲーム」へシフトしたので、大きくプレイ感が変わっています。

デザイナー的には元々Ⅰをこうしたかったんですかね?






依頼タイル


紋章の次に大きな加点要素は依頼タイルですね。

これが1/3くらい?を占めます。






商館建てきりボーナス

最後に商館建て切り点も忘れてはいけません。

最後の3個が5点5点10点となかなかの点数になります。

何ゲームかやりましたけど最終得点は120点とかですね。

これも旅行アクションなので紋章集めと方向は同じです。






個人ボード

個人ボードと初期支給一式です。

これ前作と全く一緒ですかね?

この形はすごく見覚えがあります。






あと支給されるのは人物カードと任務カードです。


人物カード


マルコポーロの醍醐味!

プレイヤー人数+1枚がランダム登場し、後手番から順に選択していきます。

能力詳細は最後に紹介します。






任務カード


任務カードは旅行の小目標のようなものです。

紋章と「+1」アイコンが書いてあります。

一致した紋章都市へ商館を建てると「+1」を得る、という内容です。


紋章は9個なのに加点は最高13セット分なので、最高43点を得るには「+1」を4個集める必要があります。

「+1」 は任務カード以外にも依頼タイルの報酬やギルドマーカーのアップグレード報酬でついています。


あとは上の写真のように特定のギルドマーカーのアップグレードが済んでいると、ゲーム終了時に加点となります。






任務カードは2枚配られ、そこから1枚を選択します。

「+1」の数だったり内容が違うので慎重に選びましょう。






フリーアクション


フリーアクションはメインアクションの前後で何度でも実行可能です。

メインアクション途中は不可です。

1個ずつ紹介します。


依頼タイルの達成とギルドマーカーのアップグレード。






1ダイス使っての3コイン、2ラクダ、1ヒスイの獲得。

ダイス使うけどフリーです。

メインアクションではないのでこれをやっても手番が終わりません。






振り直し。






出目の±1操作。






3ラクダ払っての1黒ダイス獲得。

これは1手番に1回だけです。

黒ダイスはアクション数を増やす重要アイテムなので当然の措置と思います。






ゲームの流れ


ラウンドの準備


収入


全プレイヤーがダイスを振って個人ボードへ配置


メインアクション→全員パス





これを5ラウンド繰り返してゲーム終了です。

ゲーム中に獲得した点へ最終決算の得点を加え、1番得点の多いプレイヤーが勝者です!






最終決算


紋章のセットコレクション


ギルドマーカーのアップグレード点(任務カードにあれば)


依頼タイルの達成数

1位のプレイヤー8点

2位のプレイヤー4点


残資源

残った資源2個で1点(ラクダは資源ではない)

10コインで1点






人物カード紹介


さぁ、お待たせしました!

マルコポーロをマルコポーロたらしめている特殊能力の紹介です!

ルールブックには人物「カード」と表記されていますが、しっかりしたタイルでできています。


左:憲宗モンケ・ハーン

旅行アクション時にオアシス(都市でない中継地点)を移動のマス数に数えない。

旅費は通常通りかかる。

オアシスに止まるか通過した時に3点、2コインor1ラクダを獲得。



右:アブハ・バス

収入で2コイン。

依頼タイル達成で1ヒスイ。

入手方法は問わず、1ヒスイ得るごとに1点。






左:麦林&金天

ゲーム開始時に3コインもらう。

旅行のコマを追加で1個もらい大都へ配置。

移動アクション時の移動歩数を2コマで分割して移動できる。(2コマ移動した場合は移動を終えた2都市に商館を建設できる)

収入の1つを選択して2倍獲得できる。



右:ガントゥルガ・オド

旅費のコインとラクダの支払い不要。(ヒスイとギルドマーカー、ダイス配置時の追加コストは必要)

旅行アクションの下段しか使えない。






左:イザベラ・ドナティ

ダイスを振り、出目に応じてボーナスを獲得。

例)3、3は1金or2ラクダを選択。

黒ダイス獲得時もボーナスをもらえる。



右:呉徳

ギルドマーカー獲得アクション時にダイス1個で済む。

ギルドマーカーのアップグレードで1ヒスイ。

紋章セットコレクションの+1を持っていると扱う。






フィリッポ・ヴィテロ

他プレイヤーが獲得した商館ボーナスタイルはゲームから除外されずに自分の前に貯めておく。

この貯まった商館ボーナスタイルは1手番に1枚だけ使用することができる。






ルールブックに書いてある名前を見ても皆さんどこのどなたか存じ上げませんが、特殊能力は旅行絡みが多くなっていますねー。

能力に強弱差があるのは特殊能力ゲームの宿命でしょうか・・・






ルール紹介は以上になります。


前作から随分変わっていますよね。

180度とまではいきませんけど、90度くらい?

そんな印象です。


旅行寄りにシフトしたマルコポーロⅡの細かなプレイ感はサシプレイ記でお届けします!

そちらもぜひご覧ください!


お楽しみに!!






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