マラカイボ ルール紹介

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2019年

人数:1~4人

時間:30~120分

年齢:12歳以上





こんにちは。こんばんは。aです。

今回の投稿はマラカイボのルール紹介です!


17世紀大航海時代のカリブ海が舞台でフランス、スペイン、イギリスの3国が覇権を巡り争っています。

プレイヤーはどこにも属さないフリーランスの戦う船持ち商人(海賊?)という設定です。

カリブ海を航海していろいろコネコネしたり、フランス、スペイン、イギリスの覇権争いの勝馬に乗ったりして富と名声を集めましょう!ってやつです。



システム的には手札管理とトラック管理がメインになりますね。

では早速ルール紹介に入ります!






メインボード

ボードの大部分がカリブ海と南米大陸北部のマップとなっています。

マラカイボとはベネズエラ第2の都市で、当時はカカオやコーヒーや砂糖の交易が盛んな都市だったようです。

メインボードのあれやこれやを紹介していきます。






収入トラック


このゲームには2本の収入トラックがあります。

こちらはお金(ダブロン)の収入トラックで初期値は8金です。

ラウンド終わりに収入が発生し、その値を示しています。






もう1個のこちらは勝利点の収入トラックです。

勝利点の収入って面白いですよね。

私は初めて見ました。(たぶん)






勝利点トラック

ボード外周にある勝利点トラックとマーカーです。

この形はなんでしょう?

壺?紋章みたいなやつ?






所有権マーカーと影響力トラック

ボード上部にはカリブ海における3国の支配状況を表す所有権マーカーと、プレイヤーがその3国へ与えている影響力トラックがあります。


コマとトラックとアイコンがいっぱい。

これ見るだけでワクワクするやつです!






探検トラック

ボード下部には陸地のジャングルを突き進む探検トラックがあります。

各プレイヤーは探検隊コマを使って途中のボーナスを獲得しながらゴールを目指します。

カリブ海とジャングルの2ヶ所同時でレースを進めることになります。






個人ボードと持ち物

各プレイヤーはこれだけの手持ちを管理してゲームを進めます。

個人ボードはプレイヤーの船内部を表しています。






個人ボード

ボード上部にあるのは戦闘ポイントトラックです。

戦闘ポイントは戦闘時に消費して「戦闘値」を強化できる物です。






個人ボードへ大量に置いてある茶色のディスクは能力やボーナスの封印です。

1ヶ所に2個のディスクが配置されており、2個とも除去することで能力やボーナスを開放できます。






ボード下部にあるのはクエストタイル置き場です。

左から順にタイルを並べていき4枚目から勝利点もらえるよ、というやつです。

盾アイコン(紋章?)は勝利点を表しています。


クエストは指定された資源を支払い報酬をもらうやつで、他ゲームで契約とか依頼とか言われている物と同じです。







初期支給の8金と助手コマです。

助手コマは基本的にカードを出すときのコストですね。

もらったり払ったり、各プレイヤー固有の資源扱いといった感じです。






手札の上限は基本4枚で、能力開放することで6枚までになります。


マラカイボのカードはデッキとなるのではなく、コストを払って場に次々と出していくタイプです。






カードの詳細

カードには2種類の使い方があります。


1.場に出す

コストを払ってカード下部の効果を発動させる。


カードに書いてあるコストとは、この場に出すときのコストです。






2.消費する

商品、物品としてクエストや輸送アクションのコストに当てる。


捨て札にする事で商品か物品として消費できます。

カードには必ず商品と物品が1個ずつ割り当てられています。






計画エリア

個人ボードの上には計画エリアがあります。

ここはカードを購入予約として置いておける場所です。

フリーアクションで3枚まで配置できますが、一度置いたら捨てる事はできません。






経歴カード

これは経歴カードと言いまして、いわゆる小目標カードですね。

3種の条件を達成するたびにボーナスと人質になっている助手コマを獲得できます。


3個の条件はそれぞれ簡単、難しいの2種類でどちらかだけを達成できます。


3個とも達成するとさらに2点2金のボーナスがもらえます。

これはセットアップで2枚配られ、どちらかを選ぶ形です。


個人の持ち物は以上です。






ストーリーカード

あとはキャンペーンモードで使うストーリーカードを準備します。

その名の通りゲームを彩るストーリーです。

カードテキストを読み上げてクエストタイルを指示通りの番号にある町か村に配置します。






15番なのでここへストーリーのクエストタイルを置きます。

このクエストの達成条件と報酬はカード下部(上の写真の黄色丸)に書かれています。

ストーリーの目的(基本はストーリークエスト)を達成すると次のストーリーカードを準備してお話が続いていくという流れです。


カード1枚に収まるテキスト量なのでちょっとしたフレーバー程度だと思ってください。






通常のクエストタイルもカード指示に従って配置します。

通常のクエストタイルはアイコンで達成条件と報酬が書いてあります。

詳細は後述で。




これで使うもののざっとした説明完了です!






ゲームの流れ


スタートプレイヤーから順に船コマを1〜7マス矢印に沿って移動させ、止まったところの町か村でメインアクションを実行します。

大きな〇が町で小さな〇が村です。

航路には分岐もありますのでどちらかを選んで進みます。

全プレイヤーがスタートから移動を開始し、1人のプレイヤーがゴールに到達した瞬間に1ラウンドが終了します。

全プレイヤーの船コマをスタート地点へ移動させ、そこから2ラウンド目の開始です。

それを繰り返し4ラウンドが終わったところで最終決算を行いゲーム終了となります。






手番でやる事


手番が来てやることは下記です。


①船コマの移動

②メインアクション

③手札の補充


順に説明していきます。


①船コマの移動


前述のように船コマを1〜7マスの範囲で矢印に沿って移動させます。

1マス以上の移動が必須です。

他プレイヤーと同じ場所に止まることもできます。






②メインアクション


移動の後はメインアクションを実行します。

全部で4種類あり、下記の中から1個だけ実行可能できます。


1.町アクション

2.村アクション

3.クエストの達成

4.助手アクション






1.町アクション

船コマが町に止まった時だけできるアクションです。

町アクションはおまけで輸送アクションが付いてきます。

輸送アクション→町アクションの順番です。

逆にはできません。






町タイルにある商品と一致した商品カードを捨て札にすることにより、輸送アクションを実行できます。

もろこしカードを捨てて、輸送完了!

交易してるって事でしょうねー。






そしてもらえる利益は個人ボードのディスク除去です。

1個を選んで除去します。






除去したディスクは町タイルへ置かれ、輸送アクション使用済みとなります。

使用済みでディスクが配置済みの場所では輸送アクションができません。

早い者勝ちです。

輸送後は町アクションの実行です。

タイルによっていろいろできますが、写真だと1戦闘ポイントとディスク1個除去です。


ちなみに輸送アクションも町アクションもその他メインアクションも全て実行は任意です。

船コマの移動だけで手番終了することもできます。






町アクション続きます。

戦闘ポイントが1上がって






ディスク1個除去します。

輸送アクションの1個と合わせて1個開放できました!


個人ボードの開放詳細については最後にまとめて紹介します。


町アクションタイルは毎ゲームランダム登場です。






2.村アクション

村に止まった時は村アクションを実行できます。


村には町と違ってアクションタイルがありません。

どこの村だろうと同じ村アクションを実行することになります。






村アクションについてはサマリーにまとめてあります。

まず今回の移動は何マスだったか?によって実行できる村アクションの数が変動します。

4マス以上で2回、7マス以上で3回実行できます。


そしてやれる事は下記3つです。


・カードの購入

・1金もらう

・手札を全部捨てて2金もらう






この他にも個人ボードを開放していくと増える村アクションがあります。

左は1戦闘ポイント、1金

右は同じ商品3個(カードを捨てる)で2金2点

です。


こんな感じで最初からできるものより個人ボードの村アクションの方が強くなっています。

あとカード効果で村アクションが付いているものもあります。


村アクションは同じものを複数回実行可能です。






ついでに村アクションの1つであるカード購入と効果の説明です。

コストを払って場に出します。

写真だと7金1助手ですね。






効果には色別で系統があります。

赤は永続効果と村アクションで、緑は収入が上がります。






こんな風にラウンド終わりの収入量が増えます。


上の写真にある家マークはこのトークンを持っていれば2収入上がるという効果です。


全部で5個のトークンがあり、1人1個ずつ持てます。

カードの即時効果で入手できます。






あとはベージュ?の即時効果と勝利点の収入アップもあります。

勝利点収入アップは写真のようにトークン絡みが多いです。






こんな感じで勝利点収入が上がります。






これがカードの村アクションですね。

プレイ済みだと村アクション実行時に選択肢の1つとなります。

カードの村アクションは写真のように最後と限定されているものが多いです。

強力だから連発できないようにしてあるのでしょう。






最後に青の助手アクションカードです。

コストで助手を払うんですけど、これはサプライに払うのではなく9番の村に置いてね、という意味です。






こんな風に指定された村へ置きます。






カードを出した時は青色の効果は発動せず終了です。

青色の効果は後述の助手アクションを実行して初めて得られる効果となります。






3.クエストの達成


船コマが止まった場所にクエストタイルが配置されているときに実行できるアクションです。

クエストの条件を満たせば報酬を獲得できます。

この写真の条件は2宝の地図を支払うことです。






手札にあればそれを捨てて条件達成です!






4.助手アクション

自分の助手が配置されているマスへ止まった時に実行できるアクションです。






自分のプレイしたカードから止まったマスの番号を探します。

今回は9ですね。

2金と3探検がもらえます。






探検はメインボード下部の探検トラックで探検隊コマを進めることができます。

3探検は3マス進めて止まったマスの利益を得ます。






探検隊コマは船コマと違って他プレイヤーと同じマスには止まれません。

なので他プレイヤーコマは飛ばしてマスを数えます。

3マスだとここまで届きます。






また、途中でチェックポイントのような線が引いてあり、そこを通過するとボーナスがもらえます!

写真のチェックポイント(赤)は3影響力ゲットです。






3国から1つを選び、3つ上げます。






他のチェックポイントは勝利点ですねー。

1着のプレイヤーだけ4点で以下2点となっています。






途中で分岐があったりします。

遠回りだと獲得できる利益が大きくなっています。






そしてゴール地点。

1着10点で以下2点刻みです。+村アクション。

ボードの上でも下でも熾烈なレースが展開されるのです!






戦闘アクション


次は主に町アクションの1つである戦闘アクションについて説明します。

町アクションにあるこのアイコンが戦闘アクションです。






まずはメインボード上部に積まれている戦闘タイルをめくります。






戦闘タイルの内容はこちら。

まずは3国のどれに付くかを選びます。

タイルごとに3国の戦闘値とボーナスが色々です。


例えば青のフランスを選んだとしたら1点もらって戦闘値は3となります。

そしてタイル上部には戦闘値の補正が書かれています。

今回はマップ上の所有権マーカー数が3位の国を選ぶと戦闘値が+3になる、というわけです。






所有権マーカーとはマップ上の町や村に配置されている、どこの国の支配下にあるかを示すマーカーです。


このキューブが所有権マーカーです。

だからマップの状況を見てどこの国に付くかを選ぶ形になります。






次に、個人ボードの戦闘ポイントを消費して今回の戦闘値へ上乗せすることができます。


最終的な戦闘値が決定したら次はそれを使って戦闘アクションの実行です!






実行する戦闘アクションは個人ボードに書かれています。

1回の戦闘で実行できる戦闘アクションは各種1回ずつという制限があります。

写真の上下で1回ずつしかできないということです。


写真の上にあるアクション

戦闘値を2/5使って今回の国の影響力を1/2上げる。

2使うか5使うか、どちらか一方のみです。

今回の国とは戦闘値を決める際、付くことにした国のことです。


写真の下にあるアクション

戦闘値を4使って今回の国の影響力を1上げ、今回の国の所有権マーカーを町へ配置する。

もしくは6使って配置済み所有権マーカー除去のオプションも得る。






所有権マーカーはメインボード上部にあり、左端から取っていきます。






所有権マーカーを町へ置くと、そこの旗に書いてあるボーナスをもらえます。

町によって差があるのでこれも早い者勝ちです。






そして最後に個人ボードへ今回使った戦闘タイルを配置して戦闘は終わりです。

このタイルは1個何点で勝利点に変わる事があるためここに貯めておきます。






フリーアクション


メインアクションの前でも後でも途中でも更に何度でも実行できるフリーアクションです。


計画エリアへ追加

手札から購入予約として計画エリアへカードを送ります。

3枚まで配置でき手札上限圧迫に効果的ですが、一度置いたら捨てることはできません。






経歴カードの達成

条件を満たせばメインアクション中にボーナスの獲得が可能です。

メインアクションの途中でも良いのであー、カード買おうとしたけど1金足りない!って時に便利です。






③手札の補充


メインアクションが終わったら手番の最後に手札を補充します。

山(無料)オープン4枚(1金)があり、組み合わせ自由で手札上限まで補充します。



手番の流れは以上です。






ゴール地点


ゴール地点付近の20番〜22番はちょっと待ったアイコンが付いています。

このアイコンがあるマスは素通りできず、必ず止まらなければなりません。

20番のあとは分岐していて1〜3ラウンドは21a番がゴール、4ラウンド目は22番がゴールとなっています。


ちょっと待ったアイコンは急にゴールでラウンド終了とならないよう、1ターン猶予を持たせた救済措置ですね。






ラウンド終わりの処理

1〜3ラウンド、4ラウンドで処理が違っています。

4ラウンド目終わりはゲーム終了なので次ラウンドの準備がなくて決算となっています。





1〜3ラウンド目の処理


①カードの購入

手札からコストを払って1枚プレイし、手札を補充します。

できない、やりたく無い場合は2点をもらいます。






②収入

緑のアイコンは収入を表しています。

自分の収入トラックを確認してお金と勝利点をもらいます。






③輸送アクション上のディスクを除去

埋まっている輸送アクションを開放します。

これにより次ラウンドで再度利用可能です。






④オープンカードの破棄

カード補充スペースに出ているオープンカードを新しいものに入れ替えます。






⑤名声建物をオープン


そうそう、これの説明をしていませんでした。

名声建物はラウンド終わりに1枚ずつオープンされていき、カード購入時に手札の代わりに購入可能です。






コストは20〜25金で最高級品です。

あと助手をこのカード上に置く必要があります。

ストックへの支払いでは無いので帰ってきません。


即時で冠トークンと1着で買ったプレイヤーは2点もらえます。


あとはゲーム終了時の追加勝利点で、持っている◯◯×◯点のタイプです。






⑥ストーリークエストの確認

ストーリークエストが達成済みかどうかをチェックします。






達成済みであればストーリーカードを裏返して次の指示に従って新たなストーリーカードを取り出します。


ストーリークエストが未達成であれば同じストーリーカードで続行です。






⑦スタートへ戻る!

ハバナへ全プレイヤーの船コマを置いて次ラウンドのスタートです!

前ラウンドでゴールしたプレイヤーの次のプレイヤーからです。


手番順は途中で途切れたり変わったりすることはありません。

ずっと同じ順でぐるぐるまわります。






4ラウンド目(ゲーム終了時)の処理

4ラウンド目終わり(ゲーム終了時)はカード購入、収入(お金は勝利点へ変換される)までは1~3ラウンドと同じで、その後に決算が始まります。






①カードの勝利点

購入済みの名声建物の追加勝利点と






プレイ済みのカードから勝利点が入ります。






②3国の影響力最大

国別で見て影響力が最大のプレイヤーは3点ゲットです。






③貴族階級

まず3国の「マップ上」に配置されている所有権マーカーの数を比べます。

1位が+2、2位が+1、を3国の基礎点(所有権マーカーの下から見えている点数)へ足します。






基礎点×マーカーが到達した貴族階級(赤旗)の乗数で点数が入ります。






カードプレイと影響力マーカーがこのゲームでのメイン加点です。


影響力マーカーは株ゲームのような感じで、他プレイヤーが頑張って所有権マーカーを置いた国の影響力をしれっと伸ばしたりできると大量得点が期待できます。






レガシータイル


ストーリーカードの指示によってマップ上に変化をもたらすタイルがあります。

一部紹介します。






例えばこれ。

17番は通常村なんですが、それを町へ変えてしまうタイルです。






これは通常だと移動1歩のところが3歩になってしまうお邪魔タイルです。






これは18番の村で村アクションが実行不可になるタイルです。






とまぁ、様々なマップを上書きするタイルが23個用意されています。


ストーリーが進むにつれてどんどん追加されていき、これがレガシー要素となっています。






レガシーが嫌であれば無しでもプレイできるようにストーリーカードが用意されています。

簡単、普通、困難、の3段階で難易度別のストーリーカードが用意されており、使うレガシータイルやクエストタイル配置場所が固定でプレイできます。






個人ボードの開放効果


最後に個人ボードの開放効果を説明して終わりにします。

①戦闘アクション追加

1影響力、村へ所有権マーカーを配置、そこに助手コマがあれば3金/1金(自分の/他人の)をもらう。


②手札上限+2枚


③村アクション数の条件緩和

4歩以上移動 2アクション

7歩以上移動 3アクション

2歩以上 2アクション

5歩以上 3アクション

になる


④村アクション追加

1戦闘ポイント、1金。


⑤村アクション追加(④を先に開放してから)

同じ商品3個で2金2点。






⑥3点、オープンカードのコスト無し


⑦5金


⑧3点


⑨6点(⑧を先に開放)


⑩村アクション追加(他4つを先に開放しておく)

船コマが止まった村へ所有権マーカーを配置、1影響力、1金。


⑪3探検or4金4点or次の貴族階級まで影響力を上げる(他4つを先に開放しておく)


⑫10点(他6つを先に開放しておく)






ルール紹介は以上になります。

ルールを読んでいて同じデザイナーのモンバサとグレートウエスタントレイルを思い出しました。

これらのゲームをプレイしたことある方はすんなり入り込めると思います。


細かなプレイ感はサシプレイ記で後日投稿しますので、そちらもぜひご覧ください!

ありがとうございました!

さよなら!!



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