クリニック:デラックスエディション ルール

クリニック:デラックスエディション ルール post thumbnail image


2019年

人数:1~4人

時間:120分

年齢:14歳以上






こんにちは。こんばんは。aです。

今回は「クリニック:デラックスエディション」のルール紹介です。

ルール量が多いので今回も長くなりそうです。

ただ、手番でやること自体はすっきりしてるので一度覚えてしまえば大丈夫系です。

ではさっそく行きましょう!






ボード全景

セットアップ後の全景はこんな感じです。

メインボードが小さいですね。

しかも書いてあることの大半が処理手順等なので、ボード全体に目を光らせておく必要はないです。






個人ボード


箱庭感たっぷりのmy病院です。

病院内部ではなく、敷地や土地そのものと考えてください。

フロア0(1階と呼びます)、フロア1(2階と呼びます)の各階層で4×3=12マスのスペースがあります。

そのスペースに置いてあるタイルが病院の部屋や庭です。


ボードの上下で1階2階と分かれています。

1階の右下スペースと2階の右下スペースがつながっています。

階段でもあると考えてください。


斜めだからか分かりづらい・・・


1階をフロア0としたり、なーんかピンと来ません。

文化の違いを感じます。






建物


縦横高さで連続した部屋の塊を建物と呼びます。

上の写真だと青、緑、2棟の建物があります。

病棟がいくつかあると想像してください。

建物の概念は他のルールにも関わってきますので覚えておいてください。






部屋の種類


部屋は大きく分けて4種類です。

個別に色々ルールがあるんですが全部屋共通の配置ルールが1個あります。






同種類の部屋同士は隣接配置が不可です。






部屋以外の配置タイル

これらも個人ボードに配置しますが部屋ではありませんので、同種類を隣接配置できます。






木ゴマ類


医師と患者


医師と患者は白、黄、橙、赤の4色あります。

患者の色は容態の重さを表していて、白→赤の順に重くなっていきます。

医師も同様に赤が1番レベルが高いという扱いです。

各色患者1人を同じ色の医師1人で治療できます。


白医師→白患者

赤医師→赤患者


上記のように治療できます。

しかし一番高レベルの赤医師は橙、黄、白の患者を治療できません。

イメージ的にできそうですが、大は小を兼ねないようです。






看護師


看護師は医師の治療を助けてくれます。

具体的には医師と患者の色に差があるとき、その差を補ってくれます。






白医師→黄患者


は通常治療できないのですが、看護師がいれば治療できます。

1看護師で色の差を1補ってくれます。






赤と白で差が3です。

なので3看護師いれば治療できます。


臨機応変に患者へ対応できるので看護師の存在は非常に頼もしいですね。






用務員


用務員は部屋の維持費を削減してくれる従業員です。

詳しくは後で。







従業員と患者を病院へ配置する際にセットで車コマを受け取ります。

みんな車で病院へやってきます。

こちらも詳しくは後で。






ここからは病院に配置するタイルを詳しく紹介します。


部屋タイル


診療拠点


病院の〜科、です。

上記5科ありますがプレイ人数により登場する科の数が変わります。






ここに書いてあるように、2人プレイでは眼科までです。

4人プレイで全部出てきますね。






診療拠点は各建物に階層別で1個しか置けません。

写真のように、置いた診療拠点によりそこで治療できる科が決定されます。






治療室

治療室はそのまんまで患者を治療する部屋です。

部屋の稼働(患者を治療する)には条件があり、診療拠点と備品室に隣接していなければなりません。






1個の治療室に入ることができる医師と患者は各2人までです。

看護師は無限です。

写真小さくて見にくいですが、そのことが書いてあります。


各部屋は種類で医師と患者が何人入れるかが決められています。






特殊設備


全4種類の特殊効果を持つ部屋です。

特殊設備は固有の建設ルールはありません。(誤記あったので修正しました。20/3/14)

手術室だけ稼働するために診療拠点へ隣接していなければなりません。

後述のルールが多いですがざっと紹介します。



外来診療室

患者を0時間で連れてきて治療ができる。



手術室

仮想の看護師が1人付いて治療ができる。(人件費不要)



研究室

医師を1人置いておけば2段階レベルアップでき、勝利点1獲得。



重症度判定室

移動時間を合計から-3できる。






駐車場


従業員と患者はなぜか全員が車で病院へやってきます。

これも文化の違いですかね。

なので彼らの駐車スペースを病院敷地内に確保する必要があります。

この小さな四角が駐車スペースです。






部屋タイル配置済みのスペースは駐車スペースが潰れてしまうので、駐車できません。

逆も然りで駐車済みで車が置いてあるスペースには部屋タイルを置けません。






庭園など小型タイルの周辺は駐車できます。

タイルが小さいので駐車スペースが潰れません。






そして駐車場を建設すれば当然そこにも駐車できます。






2台の車を駐車できます。






更にアップグレードで3台まで駐車可です。






入口


従業員と患者が病院へ入る入口です。






ヘリポートも2階以上にしか建設できませんが、入口と同じ効果です。

入口が多いと医師や患者が特定の~科に移動するとき時間の削減になります。

後述しますが移動時間が増えるほど減点となりますので、移動時間の削減は重要なのです。






移動設備


形からは想像できませんが、歩く歩道やエレベーターとの事です。






部屋タイル上に設置するとその間をワープできます。(部屋タイル上にしか配置できません!)

移動時間削減のための設備ですね。


通常、病院内の1マス移動に1時間がかかります。

移動設備が置いてある直線は移動時間0となります。

移動設備間はワープすると考えてください。


移動設備は配置済みの移動設備から縦横高さの直線上に増設することができます。

複数の移動設備を経由することができて、どこまで行こうと0時間です。

大きな移動設備網を構築すればどこへでもワープできます!






セットアップ


ゲーム開始時の各プレイヤーへの初期支給はこちら。

精神科セットですね。

初期から精神科患者を治療できる状態になっています。





支給部屋タイルを好きな場所へ配置します。

最初の入口だけは診療拠点に隣接するという決まりがあります。

2個目以降の入り口は好きなところへ置きます。






ボーナスタイル


最後手番から順に1つ選んでボーナスを獲得します。

どれがいいんですかねー?

どれも0.5手番分くらいの利益です。






ラウンドの流れ

1ラウンドは下記で構成されています。


1.アクションフェイズ

2.実務フェイズ

3.管理フェイズ



アクションフェイズがメインで、実務と管理はアクションの結果処理と次ラウンドの準備です。


この3フェイズを全6ラウンド行うとゲーム終了です。

ラウンド数が決まっているゲームをやるのは久しぶりな気がします。

最近は終了トリガー式が多くないですか?






では、各フェイズの詳細を説明していきます。


1.アクションフェイズ


各プレイヤーは3種類×2枚のアクションタイルを持っています。

実行できるアクションが書かれています。






全プレイヤーが同時に自分のやりたいアクションを選び、裏向きで出します。

せーの!で表にして各プレイヤーのアクションを確認します。






メインボード上に同じアクションマークが書かれており、①②③の順でアクションを処理していきます。






この場合は①赤プレイヤーの建設、②青プレイヤーの雇用、の順で処理します。






同じアクションで被った場合は手番順で処理されます。

早取りがあるので後手番のプレイヤーは他プレイヤーと被らないようにする事が大事です!






使ったアクションタイルは個人ボード下に置きます。

1ラウンドで3回アクションを行うのですがタイルは減っていくのでどんどん実行できるアクションが絞られていくという訳です。






では各アクションの説明です。


①建設

病院の部屋や設備を2個建設するアクションです。






建設するものはメインボード左にずらっと並んでいます。






コストは個人ボードに書いてあります。

上階になるほどコストは上がります。






3階4階はこんな感じです。

基本ゲームでは4階までですね。






診療拠点と特殊設備は各プレイヤー1ラウンドで1個ずつしか建設できません。

(診療拠点1個まで、特殊設備1個まで)

更に診療拠点、特殊設備は1ラウンドに各種1個ずつしか登場しません。(タイルの1番上を取るとその下は裏向きになっている)

これが建設の早取り要素ですね。






それ以外の部屋や設備は特に制限ないのでいくらでも建てられます。

庭園は同位置の上階にしか配置できない。

ヘリポートは2階以上に配置し、その上階には何も配置できない。

駐車場は1階にしか配置できない。(立駐はないんです)

などなど、配置制限があります。






②雇用


医師と看護師、用務員を雇用するアクションです。


医師の雇用

雇用エリアに配置される医師の数はプレイ人数で変動します。


医師は袋からランダム引きで赤→白の順に並べ替えます。


下に書いてある$がコストですね。


売れた医師の空きはラウンド終わりで補充されます。






看護師と用務員

1回のアクションで雇用できる数は下記です。


1医師

and/or

1看護師or1用務員


看護師と用務員もプレイ人数で配置数が変わります。


看護師と用務員はラウンド終わりに補充されず、初めに出たっきりです。


看護師はラウンド毎で雇用できる数が決まっています。

上の写真のように2人プレイでは1ラウンドで2看護師ですね。

毎ラウンド、プレイ人数分は用意されているので仲良く1人ずつは雇える計算です。


1看護師で満足できないプレイヤーがいると・・・激しい争奪戦が始まります。(ゾクゾクするぜ!!)






ちなみに看護師は売れるほど高くなっていきます。






車のストックです。

みーんな車でくるんでこんなにいっぱい用意されています!






従業員を雇ったら車がもれなく付いてきます。(いらないけど)

駐車スペースを確保できないと雇用できませんので注意です。(電車で来てくださいよ)






③患者の受け入れ


予約エリアから患者を獲得するアクションです。

このゲームでの収入は患者の治療費のみなので、患者を引っ張てくるこのアクションは非常に重要です。

上記は予約エリアと言います。

患者から治療や診察の予約が入ったという訳ですね。






予約エリアの右端にある赤い列から患者を獲得します。

獲得等で予約エリアに空きができた時は即、右に詰めます。






獲得した患者は個人ボードの入院待機エリアに置きます。






患者の移動にはQP(待機列ポイント)を使用します。


1アクションで使えるQP=入口の数+ヘリポートの数+1






QPは患者を個人ボードに引っ張ってくるだけでなく、予約エリア上でも患者を移動することができます。

縦横隣接した患者コマを入れ替えることができ、1回につき1QPが必要です。

入れ替えだけでなくて空いてるスペースにも移動可です。


患者の病状まで変えてしまう!恐るべし!QP!


あと、患者も車に乗ってやってきますので駐車スペースが必要です。(電車で来い!)






全プレイヤーが1アクション終わるたびに患者は補充されます。






袋からランダムで上から1個ずつ配置されます。






全プレイヤー3回アクションが終わると、アクションフェイズの最後に従業員と患者の移動が始まります。

ここに詳細サマリーがあるのですが、基本的に病院内の1マス移動に1時間かかります。






現ラウンドで雇った従業員と入院待機エリアの患者を移動させます。


患者は入院待機エリアに残しても良いですが、従業員は必ず然るべき場所へ移動させなければなりません。






移動例です。


眼科の患者を眼科の治療室へ移動させます。

移動設備があるので最初の1マス以外はノーカンです。

よって1時間となります。





2個上の写真での全員を移動させると合計18時間かかります。

循環器科の治療室への移動がでかいです。

医師5時間+患者5時間=10時間






かかった時間は消費時間トラックで記録します。

この赤マークは減点です。

毎ラウンド加算していって最終決算で減点されます。

何も対策をしないと減点20とかになるので移動設備や入口増設、特殊設備での時間節約が重要です。






2.実務フェイズ


実務フェイズは3つの処理に分かれています。


①治療と収入

②経費の支払い

③勝利点の購入


1個ずつ見ていきます。






①治療と収入


正しく割り当てられた医師と患者が有れば、治療できたとして治療費を得られます。

治療費は患者の色で見て下記の金額になります。


赤:32ドル

橙:20ドル

黄:12ドル

白:8ドル


この時、治療室に隣接する庭園ごとに2ドルが追加となります。


不謹慎ですが、重症の患者ほどおいしいんです!






治療された患者コマは袋でなくサプライに戻します。

帰るので車の除去も忘れずに!






②経費の支払い


・人件費

下記写真のように医師、看護師、用務員へ給料を支払います。

レベルの高い医師ほど人件費も高いです。

高額の患者を治療できるのでやむを得ないですね。

・施設の維持費

建設済みの病院内にある部屋、庭園は1ドルの維持費がかかります。

特殊設備の手術室は使用したら3ドル、使用無しで1ドルの維持費となります。

手術室は仮想看護師がついている部屋です。


部屋の維持費は用務員1人で3ドル削減できます。

用務員はこのためだけにいます。


これら経費の支払いは①現ラウンドの収入、②足りなければ貯金から、の順で支払います。

なぜかというと、次の勝利点の購入に関わってきます。






③勝利点の購入

現ラウンドの収入から経費を払った残金で勝利点を購入できます。

1点=3ドル です。


最後手番プレイヤーから順に何点買うかを宣言していきます。

なぜかと言うと、次ラウンドで勝利点が低いプレイヤーから先手番になるからです。


最後手番プレイヤー=勝利点がトップ



勝利点購入後に残したお金が貯金に入ります。


勝利点の購入に使えるお金は現ラウンドの残金だけで、貯金は使えません。


次ラウンドで使うお金を予想していくつの勝利点を買うか?

非常に悩ましいですね。






3.管理フェイズ


管理フェイズは次ラウンドの準備です。

①ラウンドマーカー、アクションマーカーを戻す。


②患者の予約エリア右端の赤列に残っている患者を「袋」に戻し、残りの患者コマを右に詰める。


③大学で雇用されずに残っている医師が1段階レベルアップ。


④大学の雇用された空きスペースへ医師を補充し、色順に並べ替える。


⑤雇用スペースに現ラウンドの看護師が残っていれば除去。


⑥個人ボードに研究室があり且つ医師がいれば、2段階レベルアップして1勝利点獲得。


⑦個人ボード上の研究室以外にいる全医師が1段階レベル「ダウン」

患者を治療して疲れるからだそうです。(どういう事!?)


⑧個人ボード上にいる全患者の容態が1段階悪化する。

赤は死亡となりマイナス5点。

容態を悪化させて高額になってから治療するのも手ですね。

恐ろしい病院だ・・・


⑨建設されて裏向きのタイルが出ている診療拠点と特殊設備を表にする。


⑩手番順の見直し。

勝利点の低いプレイヤーから先手番になる。

同点のプレイヤーがいたら、後からその点になったプレイヤーが先手番。

手番順が全く変わらなかったら最後手番プレイヤーが1番となる。






ゲーム終了時決算


ゲーム中に獲得した勝利点に下記の点が加算されます。

・医師の色による点数と看護師の点数


・建物の数

1棟は0点です。


・稼働している治療室

診療拠点と備品室に隣接している治療室です。

何階にある治療室かで点数が変わります。

1階にある治療室は0点です。


・病院に残っている患者の減点


・消費時間トラックの減点


これらを計算し、最も勝利点が多いプレイヤーが勝者となります。

同点の場合は手番順が先のプレイヤーが勝利です。






ルール紹介は以上になります。

いやー、やはり長くなってしまいました。

最後までお付き合いありがとうございます!


my病院を作り上げていく楽しさと熾烈な早取り合戦の楽しさ。

ダブルで楽しめそうなゲームです。

サシプレイ記でその辺のプレイ感をお伝えしますのでお楽しみに!!






駿河屋リンク


amazonリンク


楽天リンク







ホームに戻る