ギャラリスト(the gallerist) ルール

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2015年

人数1〜4人

年齢13歳以上

時間60〜150分






こんにちは。こんばんは。aです。

今回はギャラリストのルール紹介です。


私が所有するのは英語版で日本語に訳しながらの紹介になります。

なので固有名詞やルール解釈に間違いがあるかもしれません。

そこんとこ考慮してもらって、なんとなくでご覧ください。






かんたん紹介


プレイヤーたちは画廊の経営者となります。

アート作品の購入、展示、売却、更にはアーティストを見つけ出すところから携ります。

これらをアクションとして実行しながら不特定ラウンドを繰り返し、最後にお金を一番多く持つプレイヤーが勝者となります。


デザイナーはVital Lacerdaさんです。

最近のゲームでは「オン マーズ」、「エスケープ プラン」が有名ですね。

どれもコンポートが豪華なのが特徴です。

うーーん、所有欲を刺激されますねー。

ギャラリストは2015年のゲームですが、コンポートの華やかさゆえか5年前のゲームとは思えません。


今回は長くなりそうなので早速ルール紹介へ入ります。

最後までお付き合いください!!





ざっくりルール


ボード全景

メインボードと個人ボードで構成されていて、そこまで大型というわけではありません。

うーん、素敵すぎる!





メインボードの中心にはお客さんが降ってくるプラザがあり、それを取り囲んでいるのが4プレイヤー分のロビーとギャラリーです。


車の販売店のような並びでお客さんを取り合い、4つのギャラリーがしのぎを削っているわけです。


お客さんの動き方は

プラザ→ロビー→ギャラリー

で1歩ずつ移動します。


個人ボードはギャラリー内部を表していて、アートを飾る場所とアシスタントのデスクとその他もろもろがあります。





入館客

ギャラリーの入館客であるお客さんは3種類います。

お客さんはゲーム中のボーナス、ゲーム終了時の勝利点に関わってきます。

お客さんの種類と数により、どれが◯◯人いるからボーナスを◯◯個、勝利点を◯◯点、となります。


お客さんごとのボーナス種類は下記です。


VIP:影響力

投資家:お金

コレクター:アーティストの名声、影響力、お金


影響力と名声については後述します。


コレクターだけ自ギャラリーへの入場数に制限があって、売却したアート作品の数+1までとなっています。

つまり初期状態では1人までというわけです。

制限されているだけあって、コレクターが多く自ギャラリーにいればゲームを有利に進める事ができます。





チケット


お客さんの移動は各プレイヤーがアクションとして行います。

勝手には移動しません。

そしてお客さんを移動させるにはチケットが必要です。


1チケット=1歩移動


チケットも3色あって、移動させるお客さんと色が一致している必要があります。





ロケーション

アクションスペースであるロケーションは大きく分けて4つになります。

各ロケーションでは2個のアクションが用意されています。

自分コマを配置してどちらか1個を実行するという流れです。





手番でやること


ロケーションアクション


①自分のコマを4つのロケーションにある白◯のどこかに移動

 移動は必須です。


②移動先で2個のアクションの内どちらかを選択して実行

 アクションは必須です。


(オプション)移動元のロケーションに自分のアシスタントコマを配置可能

 キックアウト発生(後述)に役立ちます。


ロケーションアクションの詳細は後述します。





エグゼクティブアクション


ロケーションアクションの前後どちらかでエグゼクティブアクションを実行できます。

いわゆるサブアクションです。

1手番で下記のどちらかを1回だけしかできません。


①チケットの使用

チケットを使用してお客さんを移動させます。

チケット色混合で1度に何枚でも使用できます。





移動例1

茶色チケット2枚使用


投資家1個をプラザ→ロビー→ギャラリー





移動例2

黄ロビーにいるVIPをチケット3枚で青ギャラリーへ移動できます。


なんと!他プレイヤーのロビーにいるお客さんも動かせちゃいます。

ただし、1度ギャラリーへ入ったらチケットでは動かせません。





移動例3

これだけのチケットを全部使えば一気にプラザのお客さんを全部ギャラリーへ放り込めます。

チケットは1度に何枚でも使えます。





②契約カードのボーナス獲得

契約カード(後述)下部のボーナススペースにアシスタントコマを配置してボーナスを獲得します。

このボーナスはカードごとに1回だけで、使ったアシスタントは基本置きっぱなしです。

アシスタントはカードが裏返るときに帰ってきます。(後述)





キックアウトアクション


ロケーションアクションで移動先に他プレイヤーのギャラリストコマやアシスタントがいると、そいつを押し出します。

キックアウト!

で、手番プレイヤーのアクション後にキックアウトされたプレイヤーが手番順に割り込む形で「キックアウトアクション」を実行します。

上の写真ですと青の手番後に黄がキックアウトアクションを実行します。


キックアウトアクションは以下の2択です。


①エグゼクティブアクションを実行する

チケットの使用か契約カードのボーナスですね。


②キックアウトされた場所のロケーションアクションを実行する


影響力トラックのディスクを☆まで下げる事でその場所のロケーションアクションを実行できます。

単純に1手番増えるのでかなーり重要な要素です。

この影響力はキックアウト時だけでなくて、お金の代わりにも名声(後述します)の代わりにもなる超便利パワーです。

こいつを上手く使いこなせるかで勝負の行方が変わってきます。





アート作品、アーティスト、署名トークン


続いてアーティスト周りの3つを説明します。

作品の購入金額や作品数に関わってきます。


アート作品

絵画、写真、彫刻、デジタルアート、4種類のアートフォームがあります。


アーティスト

アートフォーム種類ごとに2人、合計8人


署名トークン

アーティストごとに2枚の署名トークンがあり、これでアート作品の数を管理しています。

各アーティストの作品は同時に2個までしか出回りません。

ギャラリーから売却すれば署名トークンが戻るので再度そのアーティストの作品が出回ることになります。





ロケーションアクション詳細


芸術家村

アーティストの発見


ゲームスタート時、この世界には1人のアーティストしかいません。

他のアーティストタイルは裏向きになっていてまだ世に出ていません。

これら世に出ていないアーティストたちを発見、発掘するアクションになります。

処理は以下です。


①裏向きのアーティストを1つ選び表向きにする


②ボーナスを受け取る


③署名トークンを1個取り、個人ボードのコミッションスペースへ置く

コミッションスペースに署名トークンがあると、作品購入時にはそのアーティストの作品を買わなければなりません。

1度買ってしまえばコミッションスペースから署名トークンは外れます。


無名のアーティストへ作品の制作を依頼するイメージかと思います。





アートの購入


アート作品の購入です。

下記両方の条件を満たしているアーティストの作品を買うことができます。


・発見済みである

・署名トークンが残っている


前述のようにコミッションスペースに署名トークンがある場合、必ずそのアーティストの作品を買わなければなりません。





この絵画アーティストは「発見済み and 署名トークンが残っている」ので作品を購入可です。


タイルにある白キューブはアーティストの名声を表しています。

作品の購入金額は名声にイコールで、上の写真ですと13金になります。





絵画のアート作品です。

タイル隅に作品の種類アイコンがあります。


アート作品を購入すると以下の処理が発生します。



①アート作品上のお客さんをプラザへ移動

お客さんをプラザへ補充するタイミングは基本的にここです。

その後、次にオープンとなった作品の上に補充袋からお客さんを配置します。

袋からランダム引きで袋が空になることは終了トリガーの1つです。



②購入した作品を制作したアーティストの名声がアップ

上の写真ですと「1+自ギャラリーのコレクター数」アップします。





③チケットの入手

アート作品に書かれたチケットを入手します。

上の写真だと「茶1枚、白orピンク1枚、です」



④署名トークンを個人ボード右の金額トラックへ配置

アーティストの名声トラックにある☆アイコンと一致した場所へおきます。

名声が増える→☆が増えてそのアート作品の価値が上がっていきます。


作品購入(支払い)→アーティスト名声アップ→署名トークンの配置

という順番なので、手元に来るときには払った金額より価値が上がるという処理になります。


この時の名声の上昇値に直結するので、コレクターの数は重要です。

⑤アート作品を自ギャラリーへ展示

ギャラリーは初期で3つまでアート作品を展示できます。

4つ目の場所を使うにはギャラリーにマスターピースが展示されている必要があります。





マスターピース


名声トラックが最高の19まで達すると、セレブリティーアーティストとなります。

セレブリティ―アーティストの作品は全てマスターピースとなります。





マスターピースを展示しているプレイヤーはギャラリーの4つ目が解放されます。

セレブリティーアーティストは引退となり、それ以降は作品を制作しません。





営業所


契約


メインボード上部にある契約カードを1枚入手するアクションです。

カードには2個のアイコンが記入されています。


・カード下部 ボーナス

前述したアシスタントを配置して発動する各種ボーナスです。


・カード上部 売却できるアートフォーム

自分のギャラリーに展示してあるアート作品と一致した契約カードを持っていると、その作品を売却できます。

正にアート作品売却の契約書というわけです。


契約カードは個人ボードに置き場が3スロットあります。

スロットへ配置した初回だけチケットを入手できます。





アートの売却

売りたいアート作品のアートフォームと一致した契約カードを持っていることが条件です。


売却金額は署名トークンの位置を確認します。

写真だと14金です。





・売却したアート作品

展示スペースから外してギャラリー横へ置きます。

最後の勝利点条件やコレクター数に関係するので破棄はせず保管します。


・署名トークン

アーティストタイルへ戻します。

署名トークンが復活するのでそのアーティストの作品が再度購入できるようになります。



・契約カード

使った契約カードは裏返します。

契約カード上にアシスタントコマが乗っていたら裏返す時に回収できます。

裏面もアシスタントを配置してボーナス発動可です。

裏返した契約カード上には新たな契約カードを配置することで上書きできます。





・お客さんの移動

売却後、自ギャラリーのお客さんを1人選んでプラザへ移動させなければなりません。

展示数が減るから集客も減るという事ですかね?





・コレクター上限+1

アートの売却により自ギャラリーへのコレクター配置数上限が1増えます。





メディアセンター

アーティストのプロモーション


アーティストの名声を上げるアクションです。

アーティストタイルにある、いいねアイコンの数字を+1に置き換えます。

置き換え用のいいねタイルはメインボード下部に1〜5まで置いてあります。

処理は以下です。


①置き換え用のいいねタイルを取る


②タイル上の影響力を支払う


③タイル上のボーナスをもらう


④いいねしたアーティストの名声を1+コレクター数上げる


いいねの数字は5だと何か良いことがあるわけではありません。

単純に1ずつ上がっていくだけなので、あと何回いいねができるか?を表しているだけです。

5いいねのアーティストはそれ以上いいねができません。





アシスタントの雇用


個人ボード左にずらっとアシスタントコマが並んでいまして、横にコストとボーナスが書かれています。





1アクションで雇用できる数はデスクの空きとイコールです。

写真の状態だと2人雇用できます。


ロケーションマスと契約カード上のアシスタントが戻ってくる時、デスクの空きがないと破棄されてしまいます。


仕事して戻ってきたら

「新人が入ったから君のデスクはもうないよ?」

なんて恐ろしいことがないように要注意です!





国際市場

評判


メインボードにある評判スペースから評判タイルを入手するアクションです。

評判タイルを持っているとゲーム終了時に条件付きで加点されます。


①評判タイルの入手

まず評判タイルへアクセスするための条件があります。

・縦

自ロビーにいるお客さんの種類と数を見ます。

ギャラリーではなくてロビーです。

ピンク、茶、白、3色のお客さんが1人ずついれば3列とも条件達成です。


・横

展示しているor売却済みのアートフォームを見ます。

つまり購入したことがあるアートフォームですね。


②影響力の獲得

アクセスした列上部に書かれた影響力を獲得します。


③アシスタントの配置

評判タイルを取り除いた位置へアシスタントコマを配置します。

なのでアシスタントコマが無ければアクション自体ができません。

なぜアシスタントコマを配置するかというと、ゲーム終了時に国際市場へ配置した数により加点があるためです。

縦列ごとでマジョリティ勝負となります。


④評判タイルの配置

条件を満たして取ってきた評判タイルは個人ボードに配置します。

写真の◯位置です。

見ての通り、配置できる評判タイルは最大6個となります。

そして、配置した場所に書かれているボーナスを獲得します。


⑤お客さんの移動

自ロビー→プラザへ1人移動させます。

上の写真にある評判タイル配置場所の中央にそのことが書いてあります。

点線の◯はロビーを、実線の◯はプラザを表しています。





国際オークション


ゲーム準備でイーゼルに乗せたアート作品のオークションに参加します。

国際的な有名作という設定です。

アクセス条件

・縦列

縦列は評判タイルと同じです。


・横列

お金を支払うことが条件です。

・アシスタントの配置

条件を満たした箇所へアシスタントを配置してボーナスを獲得します。


・オークション結果

ゲーム終了時にここで多く支払った順でイーゼルに乗ったアート作品を入手します。

最下位の人は無しです。





中間決算


3つのチケットの内、1つのストックが無くなると中間決算が発生します。

自ギャラリーにいるお客さん数に応じてボーナスを獲得できます。


・影響力

VIPの数×2

コレクターの数×1


・お金

投資家×2

コレクター×1





終了トリガー


下記3つの状態のうち2つが発生すると終了トリガーとなります。

終了トリガーが引かれたラウンドと、その次のラウンドまで行ってゲーム終了です。


・チケットのストックが全部なくなる


・お客さんの補充袋が空になる


・2人以上がセレブリティーアーティストになる





最終決算


ゲームが終了したら最終決算が発生して色々加点されます。

ゲームの集大成ですね。

メインボード上部に書かれている順番で処理していきます。





①国際市場のマジョリティ

評判と国際オークションのアクションで配置したアシスタント数を縦列で比較し、列ごとでマジョリティを決めます。

順位に応じて加点となります。

写真の場合下記のようになります。


・左列

黄色 6金

青色 3金


・中央列

2人プレイ時は無し


・右列

青色 15金

黄色 10金





②評判タイルの加点

各プレイヤーが入手した評判タイル1つごとに加点していきます。

購入したアート作品数、アートフォーム種類数、ギャラリーにいるお客さんの数、などなど様々です。

写真×の場所は評判タイルを配置していませんので当然加点無しです。





③自ギャラリーに展示しているアート作品

売却していない展示中のアート作品について、現在の価値分が加点となります。





④オークション

各プレイヤーがオークションで支払った金額を比較して、1位からイーゼル上のアート作品を1個入手します。

写真だと


黄色 7金

青色 3金


で黄色の勝ちです。



これは対応するアートフォームでより名声の高いアーティストの作品として扱います。

そしてその価値分の加点となります。





⑤ディーラーカード

ゲームスタート時に1枚ランダムで受け取ります。

カードに書かれたアートフォームの組み合わせを売却できた場合に加点となります。

上の写真だと5金だけですね。

展示中は含みません。

ディーラーなので売却だけです。





⑥館長カード

これもゲーム開始時にランダムで1枚受け取ります。

ディーラーカードとは違い、これは展示中の作品についてです。

④のオークションで入手したアート作品はディーラーカード、館長カードのどちらか一方の条件に加えることができます。

展示中とした場合、展示スペースの空きは問われません。

空きがなくても展示中として扱えます。





⑦影響力トラック

最後に影響力トラックの位置に応じて加点されます。

黄色 12金

青色 7金

です。


以上の最終決算で全てを現金化し、一番多くのお金を持っているプレイヤーが勝者となります。





ルール説明は以上になります。





ルールが多いので初めは大変で何をして良いのやらさっぱり分かりませんでしたが、一度プレイすればギャラリストの魅力にどっぷりです。

その辺のことはまたサシプレイ記でお伝えします。





今回はルールが多い分、非常に長くなってしまいました。

最後までご覧頂きありがとうございます!

サシプレイ記をお楽しみに!!






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