アルティプラーノ アンデス高原のアルパカ(ALTIPLANO) ルール

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2017年

人数2〜5人

年齢12歳以上

時間60〜120分




明けましておめでとうございます!!


皆さんいかがお過ごしですか?

年末年始休暇でボードゲームできていますか?

自分は2時間級を1個くらいですかね。

年末年始でやりまくってやる!と意気込んでいましたが、なんやかんやありまして普段よりボドゲに割ける時間が少なくなってしまいそうです。


1月は期待の新作が多く出ますし他プライベート面でも忙しくなりそうで、このブログが疎かになってしまう予感がします。

できる限りでやっていこうと思いますので、2020年もよろしくお願い致します。





かんたん紹介


さて2020年1発目はアルティプラーノです!


今回紹介するアルティプラーノのテーマは南米の商人です。


アルティプラーノとは南米ペルーとボリビアにまたがる高原地域で天空に1番近い高原とか言われているそうです。

作物は育たないが鉱物資源が豊富な地域だそうですよ。


ルールブックにあるゲームの目的は下記です。


「南米の高原地帯で計画を立て、いずれ枯渇する資源を倉庫へぶち込んで災害に備えましょう!」


改めて確認するとなんだかよく分からない目的ですが、要は勝利点集めましょう系です。




デザイナーはオルレアンでお馴染み「ライナー・シュトックハウゼン」さん。


みなさん、オルレアンやったことありますか?

バッグビルディングシステムで一世を風靡したとかしてないとかいう名作です。

システム自体は同デザイナーのシベリアというゲームが最初のようですが、よく知りません。


オルレアンはシステムだけでなく、イラストやゲーム内容含めあの中世ヨーロッパ感が好きなんですよね。

未プレイの方はぜひ機会があればやってみてください。

私は好きで所有していますので、いつか紹介したいと思います。


さて、今回紹介するアルティプラーノもオルレアンと同じくバッグビルディングシステムなのでオルレアン経験者はすんなり入れると思います。


大きく違っている点は各アクションに対応した地形への「移動」が加わったことですね。

オルレアン のようにタイルを配置するだけでなくて、まずはそのアクションに対応した地形に移動する必要がありまして、こいつが非常にやっかいです。

「あーー、アクションしたいのにもう移動できないじゃん!」ってなります。


この移動によりオルレアンから更に計画的に動く必要があり、難易度が数段上がっていて計画ゲーマー好みに仕上がっています。

自分はこのゲーム非常に苦手でいつも頭がパンクしてしまいます。



あと忘れてはいけない、イラストはお馴染みの「クレメンス・フランツ」さんです。

ほんと、この絵は和みますよねー。

大好きです。



また長くなってしまいましたが早速ルールを紹介していきます。






ざっくりルール


ルールの前にこいつの紹介をしておきます。


このゲームのマスコット、アルパカくんです!!


どうですか、この存在感。

このアゴ、この目、この立体感!

パーフェクトです。

これはスタPマーカーなのでプレイヤー間をグルグル走りまわってくれます。





ボード全景


大きなボードがなくて小さなボードの集合で構成されています。

珍しいタイプですよね。

地形ボード


全7種類のボードを毎ゲーム位置ランダムで円形に並べます。

この円周に沿って移動し、アクションを実行します。


地形ボード上にはバッグビルディングの源である「商品トークン」が置いてあります。

その地形に行き、アクションし、そこの商品タイルを得る、という形が大体の流れです。


では各地形の紹介です。




農場

太陽マークはゲーム終了時の勝利点で、写真では商品タイル1個が何点かを表しています。


農場の商品トークンは写真左から

アルパカ、生糸、織物、です。

マスコットのアルパカくんはあんな顔しているのに0点です。




鉱山

商品トークンは左から

石材、鉱石、銀、です。




森林

左から

木材、カカオ、です。




市場

左から

ガラス細工、注文カード、です。




港湾

左から

魚、ボートカード、です。




村落

左から

荷車キューブ、家屋カード、です。




道路

ここは商品トークンの引ける数を上昇、管理する場所です。

各プレイヤーカラーのキューブが下がっていきまして、トークンの引き数は初期4の最大で8になります。


途中のもろこしは倉庫(後述)専用のトークンです。





役割タイル


ゲーム開始前の準備で各プレイヤーが1枚ずつ引き取ります。


それぞれ違った追加のアクションスペースと初期支給品という2つの要素が入っています。

簡単な非対称能力のようなイメージです。


ルールブックではこれの配布方法が


基本→ランダムに配る

選択ルール→7枚全部並べて最後手番プレイヤーから反時計回りに選択


となっていますが、選択ルールを強く推奨します。


というのもこの役割タイルに結構な強弱差があるのと、初手番のアドバンテージが大きいからです。

そして5人プレイの初手番プレイヤーでも3枚の中から選択出来るので気が楽です。


ランダム配布時の有無を言わさず、これを使え!が最弱タイルだった時の絶望感はやばいです。



この人の固有アクションは食料で1金ゲットで、初期支給は2食料、1木、1魚、1金、です。


この初期支給を各プレイヤーが袋に入れてゲームスタートです!


ちなみにお金は商品トークンではないので袋に入れず別管理です。





ゲームの流れ


1ラウンドは下記の4フェイズで構成されています。


①補充フェイズ

②計画フェイズ

③アクションフェイズ

④準備フェイズ


ゲームは不定の複数ラウンドに渡って行われ、終了トリガーが引かれた次のラウンドで終了となります。


では各フェイズを順に説明していきます。





①補充フェイズ


自分の袋から商品トークンを引き、個人ボードの計画マスに配置します。

このフェイズは各プレイヤー同時に行います。


道路のキューブ位置数=計画マスの使用できる数、です。

上の写真では1234の計画マスを使用できます。


今回は計画マスに商品トークンが残っていませんので4個袋から引きましたが、前ラウンドのトークンが計画マスに1個残っていたら3個しか引けません。

道路の示す数は計画マスの「使用できる数」であって袋から「引ける数」ではありません。





②計画フェイズ


計画マス赤◯に配置した商品トークンをアクションマス青◯へ振り分けて、今ラウンドで実行するアクションを計画します。


このフェイズも各プレイヤー同時に進行しますが、他プレイヤーの状況を見ながら配置はダメですよ!





配置後はこんな感じです。

左下の道路は石材が足らないのでアクション実行できません。


全プレイヤーが配置終了を宣言したらアクションフェイズへ移ります。





③アクションフェイズ


このフェイズはスタートプレイヤーから順に計画フェイズで計画したアクションを1個ずつ時計回りに実行していきます。


先取等あるのでアクションフェイズは同時進行ではなくなります。


実行するアクションがなくなったプレイヤーはパスし、全員パスで次フェイズへ移ります。




移動

ここで移動について詳細です。


・アクションを実行するためには対応した地形ボードへ「移動」する必要がある


・並べられた地形ボードの円周に沿って時計回り、反時計回りの両方向に移動可能


・移動はアクションの前後でやれるだけ実行可能


・毎ラウンド1回だけは無料の荷車移動(1〜3歩)が可能


・計画フェイズで個人ボード中央の荷車マスに食料を配置すれば追加の移動ができるが、距離は1歩


・荷車キューブを獲得すれば無料のと同じく1〜3歩まで移動可能





さっきの写真で計画したアクションを実行していきます。


まずは自分の人コマを市場に配置します。

ゲーム開開始時のみ自由にスタート地形を選択できます。





市場で食料を使い1金を得ます。





使った商品トークンと獲得した商品トークンは自分のコンテナに入れます。

いやー、かわいい。





無料移動を使って





港へ移動します。





港で魚と食料を使って食料を得ます。





使ったトークンと得たトークンをコンテナへ入れます。

今回計画したアクションは以上になります。



ちなみに1度得た商品トークンは使っても無くなりはしません。

このコンテナにたまった商品トークンは補充フェイズで袋が空になったらガサーっと入れますので、何度も再利用できます。


袋が空にならない限りコンテナ内にあるトークンは使用できません。

なのでゲーム後半でトークンが多くなってくると、目当てのトークンがなかなか戻ってこないという現象が起きます。

これにより袋の中身の管理が必須です。


袋(バッグ)の中身を管理、作り上げるので「バッグビルディングシステム」と言うのですね。





以下、商品トークンの獲得以外のアクションを紹介していきます。




特技タイルの購入(市場)

地形ボードの中央にドンと置かれているのが特技タイルです。


タイル自体のコスト+位置による追加コストを支払い、個人ボードへ配置します。


特技タイルの購入は1ラウンドで各プレイヤー1枚までです。


買ってすぐに隙間は詰めず準備フェイズで上記写真のように流れていきます。



配置するとこんな感じですね。

特技タイルの配置場所は別にどこでもよく、写真ではなんとなく地形をそろえただけです。


特技タイルはアクションスペースだけでなく永続効果を持つものも出てきます。


1ラウンドに1枚という制限さえ守れば何枚でも所有できます。





注文カード(市場)

①注文カードを市場で購入


1枚1金で購入し、注文カードの山から1枚を選択します。



②計画フェイズで市場マスに配置した商品トークンを注文カードへ移動


上写真のように商品トークンの種類が違っても1手番で両方移動できます。

アルパカ、魚が埋まったのであとは銀を配置できれば注文達成でカードに書かれた勝利点ともろこし1個を獲得です。


注意点

・未達成の注文カードは1枚しか保持できない

達成すれば次の注文カードを買えます。


・注文カードに使った商品トークンからはゲーム終了後に勝利点を得られない

商品を売ったというイメージでしょうか?

注文カード未達成でゲーム終了した場合でもカード上の商品トークンは勝利点を産まないので注意です。





ボートカード(港湾)

港に配置してあるボートカードから1枚を選択し、そこに書いてある商品トークンを1枚得ます。(カードは商品全種類分各1枚あります)


初期支給によって特定の商品を得る手段が無い、という状況が結構起こります。

先に説明した特技タイルとこのボートカードはその辺を解消できる手段になります。


カード自体に2勝利点のオマケ付きです。





家屋カード(村落)

家屋カードから1枚を選択して入手します。 (カードは商品全種類分各1枚あります)


これはボートカードと違って商品トークンの勝利点が+1点になります。(当然家屋カード所持プレイヤーだけ)


商品トークンの勝利点一覧のように1個1個はそんなに点数高くないので追加点はなかなかの効果となります。

あとカード自体に4勝利点がついていますので、これも結構大きいですね。


このゲームのカード類はランダム引きでなくて選択制です。





荷車の購入(村落)

1金で荷車キューブを購入できます。

先に説明した追加移動を1歩まで→3歩までに変更するものです。





商品の保管(村落)

村落マスに配置した商品トークンを自分の倉庫ボードへ保管します。

勝利点の柱の1つになる重要なアクションです。


横列を埋めきると端の勝利点ゲット、となります。

配置にいくつか制限があるので説明していきます。


・棚は数字順に使う

棚の隅に書いてある数字順(写真の矢印順)に使っていかなければなりません。


・棚の1段は1種類の商品しか置けず、混合してはいけない

そのままで混合しては置けません。


先ほどの写真で木、木、糸、を保管すると下記のようになります。

1段に1種類までなのでこのようになります。

糸と木を逆にしてもかまいません。


横が埋まりきっている必要はありませんので、低い点の段は捨てて次々上がっていくことも可能です。


・ある商品が空いている段に残っている場合、同じ商品はその空きに入れないといけない

上記写真で次に木と糸を保管する場合は段に空きがあるので、そこをまず埋める必要があります。

埋まり次第、上の段に配置できます。


・とうもろこしはオールマイティーになるが、段のはじめに置くととうもろこしそのものになる

写真のように糸の後ろに置けばそれを糸として考えます。

段の始めに置いてしまうと、とうもろこしそのものになりますので、その段を埋めない限り他の段へは置けなくなります。





倉庫の配置例です。

赤◯の段だけ加点で合計39点となります。

他は埋まっていないので0点です。





④準備フェイズ

次ラウンド開始のための準備を行います。


スタートプレイヤーマーカーのアルパカくんを移動するとか色々あるのですが

1番重要なのは特技タイルの補充です。

補充の仕方は下記です。


・1枚でも売れていればそこを詰めて山から補充


・1枚も売れていなければ「1番下を破棄してから」詰めて山から補充


売れている時と売れていない時で処理が違うので注意です。

なぜかというと特技タイルの残り枚数が終了トリガーになるからです。



以上でゲームの流れは終わりです。





目標カード


これは拡張ルールで導入は自由です。


ゲーム中に条件を達成したら勝利点獲得できる、よくある小目標ですね。


各プレイヤー3枚配られて1枚は左隣プレイヤーへ、1枚は右隣りプレイヤーへ渡します。

再度3枚になりますのでそこから1枚を捨ててゲーム開始です。



2人プレイの場合は1枚は相手へ、1枚は保持、1枚は捨て、です。


写真の内容は左から


1番始めに家屋カード獲得

注文カード3枚達成

1番始めに倉庫1段を魚で埋める


です。





終了条件


下記のどちらかが終了トリガーになっており、現ラウンド+1ラウンドを実行してゲーム終了となります。


・1つの地形ボード上で商品、カード、キューブ、すべてが枯渇する

・特技タイル山がなくなりが補充できない


自分が何回かプレイした限りでは全ゲーム「特技タイル補充できない」がトリガーになっています。





勝利点計算


スコアシートでゲーム中の勝利点要素のおさらいです。

商品トークン各種(0点のトークンは記載有りません)





上から順に

ボートカード、家屋カード、達成した注文カード、倉庫の合計、目的カード

です。



ルール紹介は以上になります。


冒頭にも書きましたが自分はこのゲーム好きですが非常に苦手です。

見た目のファンキーさに反して緻密な計画、戦略が要求されるからです。


移動が足かせになって計画的に商品の獲得と倉庫への放り込みを組み立てるのが難しいんですよね。

その分やりごたえ十分なので先を考えて積み上げていくのが好きなプレイヤーには向いていると思います。




長くなりましたが今回はこれで終わりです。

最後までお付き合いありがとうございました。

次回プレイ感をお伝えしますのでぜひご覧ください。


次回もお楽しみに!!!






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